80歳の方の残っている歯の本数って、どれくらいだと思いますか?
答えは、 日本 8.8本 、スウェーデン 25本です。(ちなみに、親知らずを除いた歯の本数は28本です)
スウェーデンと日本とでは、高齢者の残存歯になんと16本もの差があります。 その違いは一体何なのでしょうか?
調べてみると、定期検診を「受けている」のか「受けていない」のか の違いだということがわかってきました。
歯科医療先進国であるスウェーデンやアメリカでは、定期検診の受診率が80
~90%と高く、残存歯数は
17~25本と高くなっています。
一方、日本は受診率が2%とはるかに低く、残存歯数もわずか8.8本。
予防意識の違いは一目瞭然であり、残っている歯の数に大きく影響していることがわかります。
グラフから、定期的なお口のクリーニングを受けている人は、より多くの歯を残していることがわかります。
定期的なお口のクリーニングがむし歯や歯周病の予防に効果が大きいことは、科学的にも証明されています。
お口のクリーニングは、お口のリフレッシュと、健康な歯の保持という二つの効果をもっているのです。
虫歯のチェック・歯周病の検査・咬み合わせのチェック・前回治療したところのチェック・現在入っている補綴物の適合チェック・義歯のチェックと調整・口腔粘膜や舌のチェック・歯石の除去・ヤニやステインの除去・ブラッシング状態のチェックとアドバイス…等
クリーニングだけでなく、必要に応じて総合的に診査を行い、皆様のお口の健康が末永く維持できるよう努めております。
お口の状態によりますが、1~2ヵ月毎の定期検診をお勧めしています。